進路情報
本校の進路指導について
東京学芸大学附属高等学校では、「本物」に触れながら生徒の知的好奇心を高める「本物教育」の実践を行っています。広い教養と深い専門性を育てる授業、生徒全員が探究活動を行い課題発見能力を育てる教育、外国の姉妹校との研究交流をはじめ国際的な場でのプレゼンテーションと各種レポートを重視する教育、実験・実習などのフィールドワークを重視した教育などです。生徒は主体的かつ能動的にこうした教育活動に参加しています。
生徒が、多様で高い知的好奇心を大切にしつつ進路選択・進学ができるよう、進路指導部では、学年や各教科、さらには卒業生や校外の諸機関とも連携し、きめ細かく、力強いサポートを行っています。
具体的には、まず、生徒一人ひとりがそれぞれの夢に出会う場を提供するために進学ガイダンスの充実を図っています。例えば、各界で活躍する同窓生や現役大学生から生の声を聞く学年別の進路講演会を1年生は1回、2年生は2回実施しています。また、休日や放課後を活用し、医学部医学科や海外大学への進学ガイダンスを活発に行っています。
次に、「夢を実現する力」を測定するために、本校伝統の校内実力テストに加えて、外部模試も活用しています。これら複数の物差しで測られた「学力」は、進学指導における効果的な資料となっています。
本校は、多様な分野でイノベーションを引き起こし、国際社会に貢献する「人材」を育てることを目標としています。大学等への合格・進学実績は本校における学習活動の一つの帰結です。卒業後もそれぞれの大学、分野、企業で、本校生徒は「主体的に考え、行動できる『人材』」として高い評価を得ています。