校長挨拶

校長   平成29年4月より、校長として赴任してきた大野です。 私は、3月まで東京都立
  高校の校長をしておりました。東京都には35年ほど勤めてきましたが、附属高校
  に勤めるのはこれが初めてです。
  附属高校は、世界に貢献する人間を育成することを教育方針として、気品の高い、
 自主的な、世界性の豊かな人間を育てて参りました。
  気品の高い人間はしっかりした規範意識を持っていなければなりません。
  自主的であること、自由であることには当然責任が伴います。世界性の豊かな人間
 とは、多様な価値観・多様な文化を理解し、受け入れ、適応できる人です。
 これまでも附属高校は、そうした人を育てるために、大学受験だけではなく、大学に入ってからの学問研究で、社会に出てからの実務で役立つ学問・教養の基礎づくりに努力して参りました。それは、完成した知識・技能ではなく、開かれた知識・技能、身につけた基礎・基本からその場に応じた知恵を創造することのできる力を育てることです。
 私たちが「本物教育」と呼んでいる附属高校独自の教育、生徒間の議論、レポート、プレゼンテーションを重視した教育は、かつての「大学入試」にはやや遠回りだったかもしれません。しかし、新しい学習指導要領、高大接続改革が目指す新たな大学入試においては、きっとその真価を発揮することでしょう。そして、もちろん入試の先においておやです。
 このところ、いじめ問題を始め、附属高校は関係の皆様方に大変ご心配をおかけして参りました。この機会を捉え、附属は変わって参ります。ピンチをチャンスとするべく最大限の努力をして参ります。学力の向上はもちろんですが、先に述べました「規範意識の向上、責任の自覚、ダイバーシテイの受容」を、生徒を育てるキーワードとして参ります。
  附属ルネッサンスの始まりです。皆様の温かい見守りとご支援をどうぞよろしくお願いいたします。